2012年8月28日火曜日

YOUSUKE NAKAZATO air surface

皆様こんにちは

昨日よりあじゅーるでは、YOUSUKE NAKAZATO air surface 展を開催しております。


中里洋介さんは、現在東京芸術大学修士課程に在学中の若手アーティストです。


今回の展覧会は中里さんの初個展でもあり、通常のあじゅーるとはまた違った趣向の展示となっております。



(アーティストの中里洋介さん)



中里洋介さんの作品は「作家自身の感じている空気を顕在化させる」ことがコンセプトです。

空気という存在は色々な物質でできていて、空間というものがどういったものなのかを、その空気の表面や境界から顕在化させる事ができるのではないかという試みを作品化しています。

カラフルなポリエチレンで工業製品に押当てて熱で成形することで、その対象物の表面が成形物の内側にきて、その外側は空気の側面として捉えています。これらの作品は内側が透けていますが、これは内側に側面がきている事によって反転しているということを視覚的に認識できるということも表しています。



(レセプションの様子)



今回の展示会が雑誌「アートコレクター9月号」で特集されましたので

そちらもぜひご覧ください。




展覧会は今月9/3 (月曜日)までとなっております。

将来が期待されているアーティスト、中里洋介によって創りあげられる斬新なアートの世界にぜひ触れてください。

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中里洋介 「air surface」

1987年東京生まれ。2012年多摩美術大学卒業
現在、東京藝術大学修士課程在学
http://yousukenakazato.com


協力:株式会社 ナカダイ

プロデュース:友近玲也(慶応義塾大学修士課程在学)


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2012年8月18日土曜日

武末先生




お盆休みももうすぐ終わりですね。

今日も渋谷は暑いです。


最近アップしていなかった武末先生の物を少しご紹介します。


粉引徳利




井戸杯




これは刷毛目の感じと、間に入るブルーの色がとてもきれいです。
無造作に描いた感じがとても良いですね。久々に入荷です。





2012年8月1日水曜日

貫入

皆様こんにちは。

最近作品紹介ばっかりだったので、今日は少し別の話題で。


よくご来店されるお客様から、「この器ってどう変わっていくんですか?」「変わるってどういう風に?」と聞かれることがあります。


実際これは器によって、土や薬も違うので変わり方も千差万別なのですが、ご参考までに

斑唐津を例に写真を載せてみました。


同じ作家のものでもなく形も盃型と立ちぐい型なのですが、




これが未使用の斑唐津です(竹花正弘 作)



これが10年ぐらい使い込んだ斑唐津です(私物です)もともとは上の写真のように貫入(ヒビが割れたようにみえる)は入っていませんでした。



側面も。



貫入とは、土とその上にかける釉薬の収縮率の違いでおこる現象です。

特に焼き物の場合は経年貫入と言って、長年使い込むことにより水分が土に含まれ生地が少しずつ膨張するのですね、それに引っ張られる形で釉薬にヒビが入り貫入となります。



昔の茶人はこの貫入を器の景色ととらえ愛でました。

使い込むほど、目に見えてこのように変化がわかると
器に対する愛情も湧いてくるものですね。


陶器ならではの楽しみ方です。



オチも何もないのですが、ひとまず今日は、唐津の斑とはこんな感じに変わりますよと、
店の方にも何かこういったサンプルを置いてみてもいいですね。




dai(AZUR)